走れ、マラソン25km

駄文タラタラ

スプラ2は、裸体の出てこない食戟のソーマみたいなもんである

 

 

これから先にあるのは、スプラトゥーン2というゲームの批判ではなくて、「僕視点でのスプラトゥーン2というゲームの現状と、僕の考える理想」を書き起こしただけの文章です。

 

これは的外れだーとか、そんなことはないぞとか、そういうのは本当にどうでもいい。知りません。お前の感想は求めてないので。

 

 

 

 

本題。

今のスプラトゥーン2って例えるなら「美味しい料理を作るグルメ勝負」なわけじゃんか。

 

 

4人チームで1人1品フランス🇫🇷料理を作り、そのコースの美味しさが勝ちに繋がるゲーム。

 

もちろんその中に1品でもあまり美味しくない料理があれば、コースとしての評価が下がりチームが負けやすくなる。

 

でもたまーに1人がめちゃめちゃ美味しい料理を提供して、そのインパクトのまま勝利することもある。

そんな感じ。

 

 

というわけでこのままスプラを料理になぞらえて、ブキを素材、プレイヤーの操作技術(エイムやキャラコントロール)を調理技術として、出来上がるのが料理(試合でのプレイング)とする。

 

どんなに素材が良くたって調理技術がなければ素材を美味しくすることはできないし、調理技術がめちゃくちゃ高い人でもあまりいい素材を使わなければ大会で勝つのは厳しい。

 

素材と技術が良くても、フランス料理を作れと言われてるのにお好み焼きを作ったらそりゃもちろん意味がない。

めちゃめちゃエイムの良い擬似2確プライムベッチューがいたとしても、意味わからんところで潜伏して、味方が全滅してから動き出したってそんなん勝てるわけねえよなってことね。

 

(まあそこから毎回安定して相手を全滅させることができるスーパープレイヤーだったら話は変わるけど、そんな異次元テクの持ち主なんて実際おらんから考慮しないでおこうね)

 

とまあそんな感じでどの要素も勝つためには大切なんだけど、スプラトゥーンってゲームはさ、今も昔も素材の種類が限られてるくせに、露骨に素材間で格差があるじゃん。

 

今のスプスピをトマトとしよう。

サラダができる!スープもできる!スパゲティのソースにもできる!肉とトマトの相性はバツグンだ!可能性たくさん、使い道たくさん!!

 

モデラーはレンコンです。

レ……レンコンかぁ〜〜〜っ。いやまあちゃんと作れば美味しいけどさ、フランス料理を求められてるのにレンコン、レンコンかぁ〜〜〜〜ってなるじゃん。なんなら最近のアプデで産地を日本から中国に変えられたからな。なんで産地のレベルまで落とすねん(☑️私は右翼でも左翼でもありません)

 

この素材間格差はもうゲームシステム上どうしようもない。

しょうがないからみんな出来る限りいい素材を選んで大会に挑む。

それはこのゲームでは当たり前のことであって、「勝ちたい」と考えた俺たちは受け入れなきゃいけない。

あくまで、仕方のないことだから。

 

 

ただな?

時は遡り、今更スプラトゥーン1の話をしますね。

 

もちろんスプラ1にも素材格差があった。

それでも、スプラ1には、

 

無条件で発動するゾンビがあった。

落下位置が完全にわからないステジャンがあった。

リッターよりも長い射程で、1発で3人も4人も落とせるスパショがあった。

バリアやダイオウイカ等の、即座に発生する無敵があった。

敵全員の位置が即座にわかるスパセンがあった。

何処からでも、何処にでも落とせてサブもメインも通さないトルネードがあった。

範囲にいたやつは即死!無限射程、壁貫通、高台のやつもモンガラエリア周りも強制退去のメガホンがあった。

……ボムラもあった。

 

要するにバカゲーだったんすよ。スプラトゥーン1って。

 

スプラトゥーン1は、鉄鍋のジャンとか将太の寿司。OH!MYコンブ。

 

アサクサノリの群生地にガソリンを撒いたり、対戦相手に毒を盛ったり、ご飯の上におっとっとを乗せてマヨをかけるのが許される世界。

 

当然、美味しい料理を作った方が勝ちってルールなのは1も2も変わらないけれど、「やれることの幅」は断然スプラ1のほうが広かった。

 

だからこそ、俺はスプラ1のブキ調整による環境変化を楽しむことができた。たとえあまり使われていないブキだったとしても、それぞれがドデカい可能性をデフォで持っていたから。スピコラのポイズンバリア?バリアは無限じゃないので、銀モデのスパショで勝てますね。チャオ☆

 

 

対してスプラトゥーン2はクソ真面目な料理バトルのツラを被った理不尽ゲーム。

スペシャルやギアによる試合への影響力を全体的に控えめにして、前作よりもゲームの地力が試されるシステムになった。

 

だけど、初期のプレイヤー練度が全体的に低い状態で行われた中途半端かつ迷走したバランス調整や、その場しのぎでしかない弱体化、挙げ句の果てにはメイン性能とかいう今更スプラ1に寄り添うかのようなクソオブクソギアの追加などなど、輝かしいクソ調整を繰り返した結果ぐっちゃぐちゃになった。

 

もはやこれは、使う素材も作る料理ももうちょい地味にして、裸体すら一切出さなくなった食戟のソーマ

絵柄からはエロの波動を感じるけどエロくはないし、出てくる料理や素材も意外性がない……みたいな。(タイトル回収)

 

もちろん料理は楽しいし、このゲームは面白い。だけど、上を目指そうとするとまじめに料理するしかないので絵面が地味。

 

 

そんなわけで、スプラ2とスプラ1はほぼ完全に別物なんです。

 

前作はみんなバカだから、バカな武器でもワンチャンが多めでどんな相手でも勝てる可能性を十分に秘めていた、そんな夢のあるゲームだったということは忘れないでほしい。

 

 

 

とりあえずまあ俺が言いたかったのは、中途半端にバカをやめたスプラトゥーン2で上を目指すのはひたすら真面目じゃないと無理って話。

 

真面目にコツコツと練習して勉強して、あとはセンスと時の運。どの勝負事もここ2つだけは重要だからね。

 

以上、バカゲーに過去の栄光を置いてきた結果、真面目ゲーでゲロ吐いてる私がお送りしました。